屋根塗装が安い時期って?ベストシーズンと最適なタイミングについて
建物を守ってくれている屋根。台風などの雨風、日常の紫外線にもさらされています。そんな屋根をしっかりとお得にメンテナンスをするために、屋塗塗装のベストタイミングと屋根塗装が安いシーズンについてご紹介します。
目次
屋根塗装の効果とは
なぜ屋根塗装をするのかというのは、ざっとあげただけでも、これだけの効果があります。
- 色褪せや見た目をキレイに保つ
- 屋根材を保護し劣化の進行を遅らせる
- 雨などから建物を守り遮熱機能を付加する
特に、2、3は建物を守るためにも大切です。見た目などの美観も気にはなりますが、屋根塗装をすると屋根の表面をコーティングすることになるので、建物の寿命にも影響を及ぼします。
屋根塗装のベストシーズン
では屋根塗装のベストシーズンとは、いつなのでしょうか?その答えは塗装には乾燥する時間が必要で、気温や湿度によって変わってきます。気温が高く湿度が少ない季節の方が早く塗料を乾燥させることができます。気温が5度以下、湿度が85%以上になると乾燥が遅れるためベストではないといえます。そんなことから、冬よりは夏の方が晴れの日が多くなりますし、梅雨、台風の時期を除くと春、秋は天候も安定しています。
- 春←天候が安定しているのでオススメ。梅雨時は湿度が高くなるので注意!
- 夏←晴れの日が多いのでオススメ。湿度が高くなる日は注意!
- 秋←天候が安定しているのでオススメ。台風の時期は注意!
- 冬←気温は低いものの、湿度はそれほど上がらないので地域によってはOK!
千葉県の湿度は年間を通して安定している
千葉県の湿度は40%~80%程度。年間を通して塗装においても比較的安定しているので、雨天時を除くと乾燥時間の心配はなさそうです。
気象庁の過去のデータ(相対湿度の月平均値):千葉県より
※2023年3月時点
梅雨時でも雨が降っていなければ、問題がない日が多そうですし、冬も積雪が多い地域を除いては湿度はそれほど上がらないので、実際、冬でも塗装を行うこともあります。
☑︎雨の日に外壁塗装はできるの? ←もっと詳しく!
屋根塗装が安くなる時期って?
梅雨時は安くなるということをよく耳にします。業者によっては受注数が減る時期にはお安く提示できる可能性はあります。乾燥時間や仕上がりが気になって梅雨時の塗装を避けたい方もいるので、閑散期や梅雨時などに多少お安くなるかもしれません。
その場合にも高い技術を持った職人がいる専門会社であれば安心ですね。
目安は10年でも劣化状況で見極める
屋根塗装は一般的に劣化の目安は10年とされています。ただし、これはあくまでも目安ですからこれから紹介するポイントをしっかりおさえた上で、無理のない屋根塗装を行うためにタイミングを見極めるようにしましょう。
塗装のタイミングを見極める目安は?
◆前回の塗料から一定の目安が分かります
- アクリル系:5〜8年
- ウレタン系:7〜10
- シリコン系:10〜13
- フッ素系:10〜15
- 無機塗料:15〜20
塗料によって耐用年数から目安を判断できます。
どのような症状がみられたら塗装を検討すべき?
◆以下の劣化のサインを見逃さないようにしましょう
- 苔や藻、カビの発生
- 反り、割れ、ひび割れの発生
- 塗膜の剥がれ
- 金属部分のサビ
雨漏りや酷くなる前には前兆がありますので劣化のサインが目安です。
季節よりも業者選び
屋根塗装では季節などのタイミングも大事ですが、劣化の状況も踏まえ、塗装工事のベストタイミングでスケジュールをたててくれる業者選びが重要です。火災保険の対象になる工事の見分け方や、足場をかけた時に一緒に補修できる方がメリットが大きいのです。火災保険などさまざまな知識を持つパートナーを選んでください。塗装の前には点検がオススメですから専門業者に状態の確認をしてもらいましょう。
屋根塗装のベストシーズンまとめ
屋根塗装のベストシーズンについてご説明しましたが、劣化の状況を踏まえたうえで、塗装のベストなタイミングをスケジューリングするようにしましょう。
●タイミングの見極め例
①前回の塗装から10年以上経っているが、特に不具合は生じていない
→点検をして、ベストなタイミングをご確認
②雨漏りなどはないが、色あせやひび割れなどに気になる箇所がある
→気になる箇所の緊急性を確認したうえで、ベストなタイミングをご確認
③台風や雨天時などに建物が破損した恐れがある
→点検をして火災保険の申請ができるかチェックも含めてご確認
●屋根塗装にベストなタイミング
①気温が5度以下、湿度が85%以上をできるだけ避ける
②前回の塗装、劣化のサインなど総合的に判断する
③劣化に緊急性の高いケースもあるので相談だけはしておく
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