雨戸塗装はする?しない?外壁塗装の確認ポイント!
雨戸の劣化が気になっていませんか?
塗装時には外壁や屋根だけではなく、雨戸などの付帯部(雨樋、戸袋、雨戸、笠木等)もそれぞれにメンテナンスが必要です。
外壁塗装を考えている方に向けて、「雨戸の塗装をしたほうがよいのか?しない方がよいのか?」塗装前に知っておきたいことをご紹介します。
・雨戸の劣化の兆候とは?
・雨戸は塗装したほうがよいのか?
・雨戸塗装の特徴と流れ
目次
雨戸が劣化する理由とは
雨戸といっても種類があり、代表的なものとしては木製とアルミ製、ステンレス製があります。このような雨戸は外壁や屋根などと同様に劣化していきます。
- 木製の雨戸:湿度を含むことで劣化しやすくなる
- 金属製の雨戸:色あせやチョーキング現象、サビが発生する
自然災害や日々の雨風から窓を守ってくれる雨戸は劣化しやすい箇所です。木製の雨戸はメンテナンスをせずにそのまま放置し続けるとボロボロになってしまい、症状が進むと雨戸の交換が必要になることもあります。
金属製の雨戸はは色褪せやサビなどが起こると見た目も悪く、錆びた部分から穴が開いてしまうこともあるので、劣化の症状がでていたらメンテナンスを行うようにしましょう。
雨戸の劣化の特徴
雨戸の劣化は見た目で判断できないものもあるので、できれば点検をしてもらいます。雨戸を手で触って白い粉が付着するようなチョーキング現象が見られるようならば、劣化しているということが分かりますね。
以下のような劣化の特徴が見られたら、塗り替えの目安といえるので確認してみてください。
- 雨戸に色褪せや変色がおこっている
- 雨戸を触ると白い粉がつくチョーキング現象がある
- 雨戸の塗装が剥がれている
- 雨戸にサビが広がってる
- サビが侵食して穴が空いている
見た目でも確認できるこのような兆候が見られたら、外壁塗装時に雨戸塗装を行うことをオススメします。
知っておきたい雨戸塗装の流れ
ここからは雨戸塗装の流れをまとめています。では、詳しくみていきましょう。外壁塗装工事では抑えるところは抑えて予算に合わせて行いたいと思いますよね。でも妥協はしたくないと思うのは当然です。
【雨戸塗装の流れ】
- 雨戸塗装の前に洗浄をする
- ケレンで下地処理を行う
- 必要に応じて養生をする
- 下塗り塗装をする
- 中塗り塗装をする
- 上塗り塗装をする
①雨戸塗装の前にキレイにすることが重要
雨戸の塗装で必要なのは、塗装する前に汚れを落とすことです。外壁や屋根の塗装と同じように、古い塗膜が付着したまま、また汚れたままの状態で塗装をするとすぐに塗装が剥がれてしまうことがあるからです。塗装をする前にはしっかりと汚れ等を落としておくことが大切です。
②下地処理を行うことで塗装を密着させる
汚れを落とした後でケレンという表面を磨く作業を行います。この作業を丁寧に行うことで塗料が密着しやすくなります。
ケレンとは=サビや古い塗膜を除去する作業
③汚れが付着しないように養生をすることも
工法、塗装の方法、周囲の状況などによっては雨戸周りにも養生をします。養生を行うことで汚れ防止につながります。
④下塗り塗装をします
ここからは本格的な塗装に入ります。下塗りでは金属製の雨戸を錆びにくくするために錆止め効果のある塗料を使います。できる限りサビの発生を抑えることが可能になります。
⑤中塗り塗装をします
下塗りの次は、中塗りです。「雨戸の色はどんな色がよいの?」「雨戸の塗料はどんな塗料を使うの?」という疑問をお持ちの方が多いようです。
雨戸の素材に合わせた塗料を使います。色はお好きな色をお選びいただきますが「サッシの色に合わせる」「塗装ができない箇所とちぐはぐにならないように」しながら、お住まいが引き立つような色にするのがよいでしょう。
⑥上塗り塗装をします
下塗り、中塗りをしたら3回目の塗装をします。塗料に合わせた正しい施工方法で作業を行います。3回目の上塗りをすることで一定の厚みの塗膜を形成できます。
雨戸の状態によっては補修や交換が必要なことも
あまりにも劣化が進んでしまうと、部材の交換や補修、雨戸自体の交換が必要になることがあります。塗装をした方がよいのか、交換をした方がよいのかは、専門的なところもあり難しいかもしれませんが、雨戸の素材と劣化の状態を確認して、どのようなメンテナンスすべきか相談しておく必要があります。
杉建では、できるだけ追加の改修工事費がかからなくてすむように、点検後にアドバイスが可能です。
劣化の状態に合わせた塗装がオススメ!
外壁塗装を考えている方は、雨戸に劣化の兆候がある場合、劣化の状態に応じた交換や補修、塗装をすることが重要なポイントです。
雨戸の他にも、戸袋、雨樋、庇などは「外壁・屋根塗装のタイミングでメンテナンスをした方がメリットとなるのか」「劣化が見られなくても同じ色で塗装しておいた方がよさそうか」「メンテナンスのタイミングなど」もご相談ください。
適切なメンテナンスをすることで、長く安心に住み続けられることができるのでぜひ、塗装前の無料診断をご活用ください。