屋根塗装でよくあるご質問
「杉建」では千葉県千葉市、習志野市、八千代市、四街道市で屋根塗装をしたい方からのご質問にお答えしています。分からないことや不安など、塗り替えにまつわるよくある質問についてご紹介します。屋根塗装でお困りごとがございましたらお気軽にお問い合わせください。
Q.縁切りって何ですか?必ずやらなければならないのでしょうか?見積もりに入っている業者と入っていない業者があるのですが…
A.屋根の傾斜にストレート材が葺かれているストレート屋根では、塗装をすると重ね目に塗料が入り込みそのまま乾燥すると重ね目が塞がってしまいます。そのため雨水の排出先がなくなります。こうなると毛細血管現象で吸い上げられた雨水が溜まり雨漏りにつながる恐れがあります。雨漏りはすぐに症状としてわからないことが多いので症状に気づいたときには重症化していることもあります。縁切りとは塗装後に密着した屋根を専用の道具で隙間を作っていく作業です。最近では塗装時間の短縮にもなるダスペーサーという縁切り用部材を使う方法が主流になっています。縁切りをしないと後々トラブルになるケースがありますので縁切りが必要な屋根なのか、屋根の状態などを確認しておきましょう。屋根材や状態などによって縁切りが不要な場合もあります。
Q.外壁や屋根のリフォームは助成金や補助金でできますか?
A.利用できる地域とできない地域があります。県や市町村によってリフォームの条件も異なります。主に助成金がもらえるのは遮熱塗料を使ったエコや省エネにつながるもの、耐震向上につながるものなどです。地方自治体のホームページなどから募集期間や対象工事などを事前に確認をしておきましょう。
Q.火災ではなくても屋根塗装で火災保険は使えるの?
A.火災保険には自然災害などが対象となっているものがあります。適用範囲もそれぞれですので内容のご確認が必要です。火災保険の申請には調査や写真撮影、必要書類の用意をしなければいけません。お客さまご自身での申請や立ち合いなどは労力がかかるので難しいのが現状です。もし、自然災害による被害の可能性がある場合には、当社にご相談ください。
Q.外壁塗装と屋根塗装は一緒にリフォームした方がお得ですか?
A.一般的には外壁塗装・屋根塗装は一緒にした方がお得だと言われています。もちろん別々に施工してもよいものですが、工事費や手間などの負担を考えると同じタイミングでの工事の方がお得だと考える方が多いです。外壁・屋根の塗装する際にはどちらも足場が必要になり、別々で施工を行うと足場代金が2度かかります。また、家全体で色味を合わせることで違和感のないテイストに仕上がります。屋根塗装だけなら足場の設置は不要なのではと考えるかもしれませんが、足場は、「高所の作業や事故を防ぐ」「適切な作業を効率よく行う」「洗浄時のゴミ飛散防止や塗料の飛散防止」「傾斜のある箇所や雨樋などの作業に必要」などの理由から欠かせないものです。
Q.屋根の塗り替えの時期の目を教えてください。
A.一般的には、築10年で塗装をするのがおすすめと言われています。屋根の建材によって目安はさまざまです。建材による目安としては以下をご参考にしてください。ただし、劣化の状態にもよるのであくまでも目安としてください。
・コロニアル屋根:塗装の目安は5-10年程度
・アスファルトシングル:10年程度
・ガルバリウム鋼板:10-15年程度
普段確認ができない屋根は特に劣化の状態が気になる箇所かと思います。立地や劣化の状態、前回の塗料によっても異なるので10年に一度のタイミングで外壁塗装の専門業者に点検を依頼することをおすすめしています。当社でも、無料点検を実施しています。お気軽にご連絡ください。
Q.屋根が変色していますが塗り替えの時期でしょうか?
A.屋根が白っぽく見えるようなら白い粉がつくチョーキング現象といって防水機能が低下しているサインかもしれません。また屋根に鉄が使用されているとサビが発生することがあります。サビが雨水に流されると屋根が茶色っぽく変色します。その他にも艶が落ちてくる、塗膜が剥がれてくる、苔が生えてくるなどの症状があれば塗り替えのサインです。これらのサインに一つでもあてはまるようならば屋根の状態をチェックすることをおすすめします。
Q.屋根の種類を変えることはできますか?
A.現在の屋根材からカバー工法や葺き替えなどで変えることができます。建物の状態によって難しい場合などもあります。カバー工法とは既存の屋根の上に新しい屋根材を被せる工法です。屋根の葺き替えとは下地から表面まで全面的に取り替える工法です。下地が痛んでいたり太陽光パネルが設置されている場合や、耐震性が低い建物で屋根の重量が重くなる場合にはカバー工法は向いていません。屋根の種類を変えるときには、屋根材ごとの向き不向きを踏まえてカバー工法か葺き替えかを見極める必要があります。