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屋根塗装は油性と水性の塗料ではどう違う?塗料を比較!


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外壁や屋根塗装で欠かせないのが塗料です。塗料にはウレタン、シリコン、フッ素、無機、遮熱などの種類があり、さらに油性と水性に分かれます

 

これらが具体的にどう違うのかまでは理解できていない方も多いのではないでしょうか。ここでは、塗料の種類について悩んでいる方に向けて『油性と水性の塗料はどう違うの?』『塗料を選ぶときに大事なポイントは?』について解説します。

 

塗料についてより詳しく知りたい方は「塗料の種類と価格のバランスについて」もご覧ください。

 

油性塗料と水性塗料の違い

塗料の種類には何種類もあるため、選ぶのに迷ってしまう方も多く、さらに、油性と水性の違いもあります。もしかしたらこの違いを理解できていないこともあるので、後で後悔しないようにポイントを理解しておくことをおススメします。

 

ペットがいるご家庭や臭いに敏感な方は水性塗料、耐久性を重視させたい方は油性塗料が向いていたり、また水性塗料の方が乾燥に時間がかかる、金属に密着しにくいという特徴があります。

 

  油性塗料 水性塗料
耐久性 ○ 比較的高い △ 種類によって差がある
価 格 △ 水性よりも高い ○ 油性よりも安い
臭 い 臭いがあり環境に影響 臭いが少なく環境に優しい

 

※こちらは、油性塗料と水性塗料の違いを分かりやすくするため比較したものです。

 

使用されている材料の関係で、水性塗料の方が油性塗料よりも価格は安く、臭いも少ないのです。耐久性については油性が水性かで比較するよりも、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機などの種類の特性から見ておくとよいでしょう。

 

◎耐久性:アクリル ウレタン シリコン フッ素 無機

 

アクリルよりもウレタンの方が耐久性が高く、ウレタンよりもシリコンの方が耐久性が高くなります。無機やフッ素は耐久性が一番高く、耐熱性や防汚性美観や不燃性などの他にも、職人の知識や技術が必要になるので最高級塗料と言われています。

 

1液タイプと2液タイプでも耐久性が変わる

その他にも塗料には1液タイプと2液タイプがあります。

1液タイプは、塗料に水道水などを加えて塗装しますが、2液タイプは、1液タイプにさらに硬化剤も混ぜて塗装を行います。

 

たとえば、水性1液塗料は塗料を水で薄めて使用します。油性1液塗料は塗料をシンナーで薄めて使用します。1液タイプは使いやすく手間がかからないのが特徴です。2液タイプは手間はかかりますが化学反応により密着性を高められるので、多くの素材に適しています。

 

  1. 1液タイプ:塗料+シンナー(油性) / 塗料+水(水性)
  2. 2液タイプ:塗料+シンナー+硬化剤(油性) / 塗料+水+硬化剤(水性)
  1液タイプ 2液タイプ
耐久性 2液より低い 1液より高い
価 格 2液より安い 1液より高い
塗れる場所

コンクリート・モルタル・サイディングなど(塗れる場所が限られる)

1液で使用できる箇所・アルミ・ステンレス・メッキ・ALC・GRC・押出形成セメントなど(さまざまな場所に塗れる)

 

塗料を選ぶときのポイントまとめ

塗料を選ぶときのポイントとしては、①まずは、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機などの種類の特性から塗料を選びます。②次に油性か水性を決めて③塗装の場所や耐久性などから1液か2液を選びます。

 

①種類の特性から選ぶ

アクリル < ウレタン < シリコン < フッ素 < 無機

※耐久性の目安としてシリコン、フッ素、無機が安心

 

②油性か水性かを決める

  油性塗料 水性塗料
耐久性 ○ 比較的高い △ 種類によって差がある
価格 △ 水性よりも高い ○ 油性よりも安い
臭い △ 臭いがあり環境に影響 ○ 臭いが少なく環境に優しい
乾燥時間 ○ 短い △ 時間がかかる
 塗れる場所 ○ 多い △ 金属には密着しにくい

 

③1液か2液かタイプを選ぶ

  1液タイプ 2液タイプ
耐久性 2液より低い 1液より高い
価 格 2液より安い 1液より高い
塗れる場所 塗れる場所が限られる さまざまな場所に塗れる

 

塗料の種類によっては、取扱が難しい手間のかかるのもがあるので、専門知識のある職人に依頼するように注意しましょう。

 

気軽に今のお住まいの塗料の状態を調べる

それぞれの特徴から、「その値段なら納得できる!」「もう少し機能性を重視したいな…」と納得いかなければ、お住まいに合う別の塗料を選べばOKです。

 

そして、今使われているのはどんな塗料なのか、塗料の劣化の状態って気になりませんか?

「油性の塗料の上に水性の塗料を塗っても大丈夫なの?」とか前の塗料との相性も心配です。一番気になるのは劣化の状態だと思います。改めてお住まいがどれくらい劣化しているのかを把握しておくことは決して悪いことではありません。

 

お住まいの劣化状況を調べる方法

 

「お住まいの劣化状況って、どうやって調べるの?」と思うかもしれません。

インターネットからカンタンに依頼をすることができます。屋根や外壁のすみずみまで点検することはめったにないので、どのあたりが劣化しているのかを把握することができます。

 

 

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適切な時期に点検とメンテナンスを!

最悪のケースは考えたくはありませんが、室内に雨漏れなどの兆候がなく壁の内側の見えない部分に水が溜まっているような場合には要注意です。大掛かりな補修が必要になる前に、適切なタイミングでのメンテナンスをする必要があります。

 

メンテナンス費用を無駄にしないためにも、お住まいの劣化の状態の調査も進めておきましょう。

お悩みに沿った適切なアドバイスをさせていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。杉建ではご予算やお住まいの状態に合わせた塗料のご提案をさせていただいております。

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